FIREして半年が経過して

FIREして半年が経過しました。FIRE後の心や考えの変化、金融資産の変化について、ありのままを書きたいと思います。

半年の振り返り

FIREしてから今まで何をやったのか、どこに行ったのかを簡単に振り返ろうと思います。

年月	内容
2023年10月	退職日は10月末。最終出社日は10/5で、有休を消化していました。引越準備、退職に向けた情報整理、その後に必要な手続き、11月からのタイプチ移住の計画策定などをしました。
2023年11月	前半はバンコク、後半はパタヤに移動。バンコクではコンドミニアムのライブラリで毎日アイスコーヒー飲みながら読書しまくりました。ストア哲学、大江健三郎、ピーターティール、マインドファック、橘玲、マイクロ法人の本、個人事業の作り方の本など。
2023年12月	前半まではパタヤに滞在しプールで遊んだり夜遊びしたり満喫した後、日本に戻って友人の家に居候。日光観光・川越観光など小旅行しつつ、個人事業の計画策定、生成AIのスタディ、Stable Diffusionについて調査したりしました。このころに個人ブログを開設したりしました。年末は実家に帰省。
2024年1月	前半から中旬は実家で両親と20年ぶりにお正月を一緒に過ごし、後半は札幌旅行して東京に移動しました。あいかわらず読書、Stable Diffusionの調査などをしていました。
2024年2月	関東近郊の友人の家に居候した後、伊勢志摩に短期滞在して伊勢神宮観光したり志摩のリゾートホテル泊ったり、そのあとは広島・岡山へ移動し、厳島神社や島根出雲大社などを観光しました。
2024年3月	実家に帰省し、個人事業の準備などを進めました。
2024年4月	札幌、東京の観光をした後宮古島へ行き、プライベートプール付きのヴィラに泊まったり南国リゾートを満喫しました。その後、奄美大島へ移動してホテル滞在しながらゆっくり読書したりゲームしたりして過ごしました。

金融資産の変化

円安が続き株価も好調だったこともあり、金融資産は約1000万円くらい増大しました。

この期間はわずかながら失業給付も入ってはいたとは言え、労働なしで、しかも国内外旅行で費用がかかっていたはずなのに、わずか半年で大きく資産が増えたことになります。

不安感・心配ごとの変化

FIREしたとき、「一番の心配ごとはお金のこと」と予想していました。

でも、実際に半年過ごしてみると、お金は使うよりも増えていくほうが大きいことに気づき、お金の心配ごとというのは予想していたほど大きくはありませんでした。

もちろん、この堅調な株高がいつまでも続くわけはありませんが、たとえリーマンショック級の暴落があっても、1～3年耐えることができたら、1～3年後にはまた回復基調になるだろうとぼくは楽観視しています。

お金の心配ごとよりも、「自分の人生は本当にこれで良いのだろうか？」という選択の心配ごとのほうがありました。40代前半でFIREという選択をした人は自分の周囲にはおらず、何をモデル（参考）にして良いかわからない、という不安感です。

なので、FIREを達成した人たちのインタビュー集とかを読み漁りました。FIRE関連の本を読み漁った結果、世の中にはFIREを選択するという同じ志の人がいること、そういう人たちのグループの中では平均よりもわずかに金融資産が多いほうであること、あと独身であり自分のことだけ考えればいいこと、などもわかり、その不安感は今は和らいでいます。

まとめ

今日は簡単にFIRE後の半年間を振り返ってみました。

FIRE時の予想とは異なり、お金の心配事はほとんどない、という気づきがありました。

また、大きな人生の選択だったので、悩むこともあるし、自分と似た人（モデル）と比較しながら納得感を醸成していった半年でした。

この半年、読みたかった本をたくさん読めたのも良かったです。